朝ドラ『おかえりモネ』のテーマ


今期の朝ドラ『おかえりモネ』
心情の丁寧な描き方が好評ですね。

モネの人生には東日本大震災が大きく横たわっている。
震災当日、本土に合格発表を見に行っていて
被災した地元の島を遠くから見るだけだった。
大変だった日を島のみんなと共有できない。
その日もその後も何もできない自分。

憧れの気象予報士・朝岡がモネと関わっているうちに
それを感じ取り言う。
「何もできなかったと思っているのはあなただけではない」。

震災直後、日本全体が、何もできない自分を疎ましく思い、
日常生活が送れるだけで申し訳ない気持ちになった。

気仙沼を舞台にし、復興支援が目的のドラマだと思うけど
直接関わらなくても心を痛めた人たちの気持ちにも寄り添う。
テーマが静かに伝わってくる作品だと思う。

そんな中、新聞に評論が載っていた。
モネは天気を知ることが
職場の林業にも地元の漁業にも
他の全てにもつながることだと知り、
誰かのためになりたいと気象予報士を目指すのですが、
「人のためになる」を称賛すると
「人のためになってない」人のことを否定している
というのだ。

人のためになってない人は生きている意味がない
という気持ちになるのだと。

う~ん…

確かに、sasaも就活で落ち続けると
「社会から必要とされてないんだ」とか
「私なんかいらないんだな」とか
どんどん気持ちが落ちていったよ。
あのままいったら鬱になったかもね。

でもさ、だからといって、
人のためになりたいと思うことを否定するのは
おかしくないか?

かけっこで順位がつくと遅い子が傷つくから
かけっこ自体をやめたって話もあったよね。

人のためにならなくても大丈夫♪
っていうドラマを作れと言うのか?
それもありかもしれないけど、
モネを否定する理由にはならないよ。

「おかえりモネ」というからには
最終的には島に帰るようですが、
一度都会に出た若者が島に戻るというのは
現実的ではない。
相当の理由を示して納得させてほしいなと思う。

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