■日時:2014年3月31日(月) 19:00(1幕65分 休憩20分 2幕75分)
■会場:福岡市民会館 20列42番
■出演:井上芳雄、坂本真綾
2年前のsasaの年間ベスト1作品、今回もたった一度きりの福岡公演に
行ってまいりました。
やっぱりこの作品大好き~♪
そして、王子、ますます歌が上手になったんじゃない?
坂本真綾ちゃんの歌が音程完璧で正確なのはわかるけど、
王子の感情にのせた緩急ある歌には全くかなわない。
ジルーシャは松さんでも観てみたいなあ。
地元だし、観客のほぼ100%近くは王子ファンと思われるが、
作品としてはジルーシャが主役だから、
真綾ちゃんの方が負担は大きいのよね。
で、メロディーを歌うから、
王子はそれをサポートするかのように、
少し控えめに歌うことになる。
ソロの上手さがあまりに秀逸なので、王子が主役ではないことが残念。
90歳の白髪もしくはハゲではないとしても、
そこそこしっかりした大人の紳士だから
王子も少し風格のある重みのある声で歌います。
そして、実際もう34歳ともなれば、
認めたくはないけれど、
立派な「おじさん」の部類に入っちゃうんだなあ。
お顔もオペラグラスでしげしげ拝見すると、
それなりの深みもましてきましたね。
いえいえ、それでもとてもカッコよいのですけどね。
2人がず~っと手紙を読みあうだけで、
こんなに楽しめるなんて、すごいよね。
最初から最後までず~っと王子を堪能できるし。
机の上にのせた足はほんとにロング・レッグズだし、
最初にジルーシャと会うためにいそいそオシャレした
蝶ネクタイはかわいいし、
農場行く前になにしてるのかと思ったら、
ハイソックスをぐ~っと伸ばしてズボンを入れて、
ちょっと乗馬風。
NYで着る細見のコートもキマッてます。
前回観たのがイーハトーボで、あの花巻弁も可愛かったけど、
やっぱり王子は歌がサイコ~☆
歌の上手さだけで泣けてきたもん。
全く邪悪な心の出てこない作品なので、
心は温かく、とても幸せな時間だった。
カテコはいつもの地元ネタというよりも、
真綾ちゃんのお誕生日だったので、
みんなで「ハッピーバースデイ」を歌ってお祝い。
王子と同い年なんだって。
CDも発売されるそうなので嬉しいな。