無名塾『タルチュフ』


■日時:2020年2月9日(日)12:30
■会場:ももちパレス
■作:モリエール
■出演:仲代達矢
小宮久美子 菅原あき 長森雅人 松崎謙二 平井真軌 進藤健太郎
川村進 江間直子 吉田道広 髙橋真悠 上水流大陸 島田仁
中山正太郎 朝日望

母親が去年の手術の続編で入院中。
予定していた手術なので深刻なものではありません。

その代理で市民劇場を観劇。
有名な無名塾を初観劇です。

名前を書き連ねてますが仲代さん以外存じ上げない。
が、さすがに名劇団、みなさん声がよくて上手。

そしてモリエールってわかりやすいのねえ。

で、圧巻だったのは仲代さん。
前半みんなで散々タルチュフの悪口言ってるものの
いつまでたっても出て来ない。
まだ~?って待ちかねる。
そしていよいよ仲代タルチュフ登場!

これがさあ、偉大な大俳優さんが
なんともすっとぼけたペテン師なの。
イントネーションも間の取り方もインチキ臭い。
インチキって自分でもわかってるから
目が泳ぐのです。これが可愛い。
ストーリー自体はシンプルなので
役者さんの力量が物を言う。

仲代さん86歳だそうですよ。
背筋も全く曲がってなくて
カッコいいです。
sasa、よく書いているように
コメディのできるハンサムさんが大好き。

年齢からして地方公演は最後かもと言われているようで
拝見できて有難かった。

小林賢太郎演劇作品「うるう」

■日時:2020年1月26日(日)14:00 1時間50分休憩なし
■会場:北九州芸術劇場 中劇場 E列23
■作・演出・出演:小林賢太郎
■演奏:徳澤青弦

とんでもないものを見ました。
早くも1月にして、今年のナンバーワン決定かも。

森の中で一人で暮らすヨイチ。
集団の中でいつも「一人多くて余っていた」自分。
4年に1度の2月29日生まれ。
4年に1度、1日を足すことで世界はバランスを取る日。
ヨイチの存在も決して余っているのではなく、
彼のおかげで人間のバランスが取れているのではないか。

「うるう」というお化けがいるから決して入ってはいけない
と言われていたのに、森に入ってきたマジル。
自分もいつも一人余るというけど、
彼の場合は、司会したりピアノ伴奏したり、
ヨイチの一人とは立場が違う。

毎日やってくるマジルに帰るように言うけどいつの間にか
来るのを楽しみにしている。

ひとりになりたがるけど寂しがりのヨイチ。

でも、ヨイチにはどうしても友達になれない理由があって。
今の森を離れてまた別の森へと去っていく。

ここで暗転するから終わりかと思ったのよ。
もう付け足しは必要ないんじゃないかなあ、
なんでまだ続いてるんだろうと思ってたら
怒涛の、まるでジェットコースターのような感動が押し寄せて
涙腺崩壊。
このためにヨイチは「まちぼうけ」としてきたんだね。

なになに?これ。
こんなの予想してなかったよ~!
コントだと思ってたのに~!

周りもほとんど号泣でした。

大人のための児童文学。
お話は淡々と進みます。
その中には言葉遊びとかアドリブとかも。
途中、観客がついていけてない時は、わかるまで繰り返してくれる。

小林さんはいい男だし、声がいいし、
セットも道具もアート。
全てが緻密な計算で作られている。

お芝居は徳澤青弦さんのチェロ演奏で進行します。
フクロウの鳴き声とか、木の声とか。
チェロの音が心地よい。

カテコはもちろんスタオベで、
明るくなった客席を見渡した小林さんが
「みんないい顔してるなあ」と嬉しそう。
それはねえ、小林さんにいいもの見せてもらったからですよ。
帰りのバスでも泣けて来たほどの名作です。

当落

今週はチケットの当選発表が
目白押し。

シスカンパニー「桜の園」
http://www.siscompany.com/sissakura/gai.htm

まあこれは無理でしょ。
出演が
大竹しのぶ、宮沢りえ、井上芳雄、黒木 華、杉咲 花、生瀬勝久
鈴木浩介、野間口 徹、藤田秀世、西尾まり、半海一晃、山崎 一 その他

王子の前に大竹さん、宮沢りえちゃん、
王子の後にも黒木華ちゃんですよ。
それを固める面々も曲者たちがズラリ。

sasaは王子×ケラだけで良いからチケット取りたかったよ~。

が、これが取れないことは予感できたので、
同じ日に当選発表だったはずの
「ウエストサイドストーリーseason3」
は事前にキャンセルしました。
これでシャオチャン公演も無しです。

で、翌日が「井上芳雄by MYSELFスペシャルライブ」発表。
https://www.harmonyjapan.com/yoshio_bymyself2020/

こちら、見事当選いたしました!
当選してみるとこれが難関だったのかどうかわからない。
が、3日間の中でもゲストがアッキー、万里生くん、サカケンさん
という一番人気公演だったはず。
さらに、
「6月6日は、井上芳雄 20 回目のデビュー記念日 」

恐らくライブビューイングもあると思いますが、
これは生で楽しみたい。

いつものようにぼっち参戦となりますので、
お仲間いらっしゃると嬉しいな。

大貫くん@ドラマ「知らなくていいコト」

柄本佑くん色っぽいなあと観ていたドラマに
今日のゲストは大貫くんだ~!

どうもキワモノキャラの役が多い大貫くん。
キムタクのドラマなんて魅力のダンスは一切封印だったみたい。

が、今回は踊ってましたよ~
本領発揮!

どうだ!これが大貫勇輔だぞ!

博多座『ダンス・オブ・ヴァンパイア』マチソワ

■日時:2020年1月4日(金)13:00、18:00
■会場:博多座3階D列
■出演:
クロロック伯爵:山口祐一郎
サラ(Wキャスト):神田沙也加、桜井玲香
アルフレート(Wキャスト):相葉裕樹、東啓介
マグダ:大塚千弘
シャガール:コング桑田
レベッカ:阿知波悟美
ヘルベルト:植原卓也
クコール:駒田一
アブロンシウス教授:石川禅
ヴァンパイア・ダンサー(Wキャスト):森山開次、佐藤洋介

マチネ

ソワレ

sasaがミュージカルにハマってしまったのは
確実にこの作品からです。
寝ても覚めてもヴァンパイアで頭おかしくなってましたから。
シャオチャンに出会ってしまったので。

そんな最愛の作品ですが、
節約を余儀なくされる状況のため
C席2回で精一杯!

そしてヴァンパイア、やっぱり楽しい!

祐様クロロックはあんなに声が出ないのに
それを逆手にとって「ああいう囁き歌なんだよ~」
って騙され可愛くしちゃう。

幸い2公演でダブルキャスト制覇できまして、
ソワレのキャストが良かった!
沙也加ちゃんサラはキャラあってるし余裕~
東アルフは背が高い分ちょっと猫背でヘタレ~
開次さんダンスはアートなのにわかりやすいの。

そしてヴァンパイアシンガー川島さん
声に伸びがあって歌が上手であのメイクで顔がよく動いていい!
「夜を感じろ」って名曲だわ。

ちひろサラが大好きだけど、この世界長くてすっかり馴染んでるから
マグダもハマってます。
ヘルさまのダンスシーンが減っていた。
植原くん、カテコではあんなに踊れてるのにもったいない。

久しぶりの「永遠」は
あのガッガッガのリズムがたまりません。
ラストでガッと止まる時は震えが来て
すでにスタオベしたくなる。

スタオベと言えば、
今回はカテコの総ダンスが2階以上は危険ってことで
スタンディング禁止。
立たないと盛り上がらないよ~。
おかげでカテコでもスタオベ無しでしたよ。
こんなに気持ちは高揚してるのに立てないなんでツライ。

あと、ガーリックの3人組のアクロバットの方は誰?
おわかりお方教えてください。

2019年☆エンタメ回想

今年も大晦日を迎えましたので
恒例のエンタメ回想させていただきます。

観劇部門はこうやって見ると今年も結構行ってます。
ミュージカルが減り、ジャンルの幅が広がってます。
新しいお楽しみを掘り起こし始めてます。

映画はボラプに始まりボラプに終わった2019年。
全体的に音楽ものばかりのラインナップとなりました。

また、今年はトクベツに番外編で音楽部門も作ってみました。
あまりにも好きなものがみつかってしまったので。

ではまず映画部門から
*映画『ボヘミアンラプソディー』11回
*映画「メリー・ポピンズ リターンズ」
*映画『アラジン』(字幕版)
*映画『アラジン』(吹替え版)
*映画『ロケットマン』
*映画『ライオンキング』
*映画『イエスタデイ』
*『ボーダー二つの世界』
*『さらば青春の光』

番外編で音楽部門
*THE COLLECTORS TOUR 2019 “YOUNG MAN ROCK”
*星野源DOME TOUR 2019『POP VIRUS』
*JAPAN JAM 2019
*及川光博 PURPLE DIAMOND TOUR ミッチー
*ハッピードリームサーカス
*GOD SAVE THE QUEEN
*TOMOVSKY
*QUEENESS LIVE

次に観劇部門から。
*第5回みゅーじあむ寄席『林家きく麿 月亭方正 二人会』
*万能グローブガラパゴスダイナモス第25回公演『溺れるクジラ』
*ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
*JOVIJOVA LIVE 「LET’S GO SIX MONKEYS」
*ミュージカル「笑う男」
*夜のヨーロッパ企画
*万能グローブガラパゴスダイナモス『ナイス・コントロール』
*森山開次『NINJA』
*こまつ座公演『木の上の軍隊』
*ギンギラ太陽’S『路線なき戦い2019年版』←レポ書き忘れ
*シアターコクーン『美しく青く』
*ダンス公演『QUIZ』2回
*博多座『レ・ミゼラブル』5回
*高橋大輔トークショー
*彼方の部屋←レポ書けず
*ヨーロッパ企画第39回公演「ギョエー! 旧校舎の77不思議」
*ギンギラ太陽’S『天神ビッグ!バン!バン!バン!「そしてソラリアは残った…」』
*PARCOプロデュース2019「人形の家 PART2」
*ヒカリノオト『反射する惑星』
*シス・カンパニー『死と乙女』
*神田松之丞「講談漫遊記」
*舞台『カリギュラ』
*文学座「牡丹灯籠」
*「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」
*M1決勝戦ライブビューイング@なんば花月

では、2019年度sasa的No.1発表です!

【映画部門】は

☆『イエスタディ』

どこが好きだったかって、
秘密を暴かれそうになった時の
なんとも幸せな終結。
こんなハッピーな収め方があるんだって。

【番外編】は

トモフとの出会いです。
おチャラけているようで確信をついてくるトモフ哲学。
30年愛のコレクターズ以外に初めてみつけた好きなミュージシャン。
これからは愛と力をトモフに注入していきたいと思います。

【観劇部門】は
これはもう完敗です。

☆KERA・MAP#009 『キネマと恋人』

これと『サナトリウム』で迷うほどのケラの才能に乾杯!
緒川たまきさんとのパートナーぶり、リストペクト関係があってこその
偉大なる作品。
おかしくって切なくて泣ける。
sasaはコメディ的要素が好きなんだと改めて実感。

子どもたちには確実にお金かかります。
なので、年明けは天ラプもキレイも控えました。
シャオチャンとの出会いの『V』だけはなんとか。

大劇場でなくても地道にやってる楽しいものがたくさんあることに気づき
それを探し求める旅を発信していきたいと思っています。

ササメモにお越しくださったみなさまありがとうございました。
2020年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

みなさまよいお年を。

M1決勝戦ライブビューイング@なんば花月

大阪に行ってから今日がM1決勝戦であることに気づいた。
テレビがない!

フィギュアはネット視聴ができるけど
調べてもM1はない。

で、さらに調べるとなんば花月でライブビューイングがあるという。
次男は定演の打ち上げでいないし。

行こっかなあと言ってると、いつもの友達から
「今日行くっちゃろ?」とメールが。
え?今日も仕事してるのに、つきあってくれるん?

チケットはまだまだ残りあり。
全然激戦ではない。

こういうのは勢いなので行ってみることにしました。

開演1時間くらい前に窓口でチケット買って入場。
ほぼ最後列でした。
それでも真ん中ちょっと後ろくらい。
そうだよねえ、普通にテレビで見られるのに
2000円払って見なくていいもんね。

でも、これがとんでもなく面白かった。
言われているように今年のレベルが高かったのもあるし、
ネタに集中できる。
どのネタも見逃したくない。
知らないコンビが面白かった時には
会場全体で大爆笑大盛り上がり。
5時間くらいあったけど、全く間延びせず
笑い続けました。

つねづねライブ感を大切にしているsasaとしては
2019年最後の大ヒットでした。
審査員の愛あるコメントもいいねえ。

決勝戦はかまいたちが良かったと思うけど、
全ての作品の中で圧倒的だったのはミルクボーイだったから
というのが勝因でしょう。

ライブいいです!
来年も楽しもう!

「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」

■日時:2019年12月14日(土)13:00
1幕1時間45分 15分休憩 2幕1時間半
■作・演出:ケラリーノ・サンドロビッチ
■出演:多部未華子、瀬戸康史、音尾琢真、大倉孝二、村川絵梨
谷川昭一朗、武谷公雄、吉増裕二、菊池明明、伊与勢我無
犬山イヌコ、緒川たまき、渡辺いっけい、麻実れい
王下貴司、菅彩美、斉藤悠、仁科幸
■演奏:鈴木光介(Tp) 、向島ゆり子/高橋香織(Vn)、
伏見蛍(Gt)、関根真理(Per)

ケラ天才です!
「キネマの恋人」に続き、最高でした。

カフカお馴染みの『変身』をはじめとした数々の短編小説と、
『失踪者(アメリカ)』、『審判』、『城』の
3本の未完の長編小説
(『審判』は途中が欠落、他の2作は文字通りの未完)
に続いて第4の遺稿がみつかった。
が、これも未完。
というところから始まるケラの挑戦。

その小説のストーリーと、
遺稿を発見して売ろうとする現代の男たちと
サナトリウムで療養するカフカ
の3つの時間と空間、現実と仮想が入り乱れます。
集中しないとわからなくなる。

が、とにかく全てが魅力的なの。
多部未華子ちゃんと瀬戸康史くんは若さの勢いが輝いてて、
初参戦の音尾さん、村川絵梨ちゃんが違う色を加え、
いっけいさんと大倉さんは味わいある笑いで、
イヌ子さんと麻美さんは余裕たっぷりに支え、
大好きな緒川さんは魔女っぽいのもこれまた良し。

役者さんは魅力的だし、
場面転換もわくわくドキドキさせられる。
階段のセットがメインで、それが舞台を動きまわって
驚きと感動。
セットを動かす人たちも黒子さんではなく
みなさん衣装着てるの。

プロジェクションマッピングはケラの得意技でしょ。

そこに今回は生バンド付き。
生の音というのは滋味があるのよ。

お話は交錯するからわからないし、
双子を演じた瀬戸くんは
結局兄だったのか弟だったのか
恋人同士はいつのまにかカフカと恋人に変わっていたり。

そこにはナチスとか戦争とか、
時代的に必須であろう闇も出てくるし、
ラストの恋人たちを阻もうとするのも
何かしらの悪の手。

オープニングとエンディングは同じ列車のシーンでの
瀬戸くんと多部さん。
最初は瀬戸くんが姿を消し離ればなれになったけど、
ラストでは手を携えて魔の手から2人で一緒に逃れて行きました。

このラストのおかげでsasaは救われた気がしたのですが、
この解釈が正しいのかどうかもわからない。

でもとにかく3時間半という長い時間を
観客を置いていくことなくグイグイ引っ張り
楽しませ続けてくれるケラの才能に万歳です。

ソニン登場@「アウトデラックス」

大好きなソニンがアウトデラックスにご出演。

一年の半分喋らない女。

ソニンの喉ケアは有名ですよね。
でも、出待ちの対応は優しくて
軽ーくお喋りもしてくれたけど。
今は違うのかなあ。

そのケアに対して知人代表として王子が登場
「耳鼻科か?」(機材がプロ級)
「熱帯雨林か?」(湿度がすごい)
さすが王子!コメント冴えてます。

ソニンのお肌の美しさはこの保湿も大きく影響してるのかな。
すっぴん写真もお肌ピカピカだもんね。

「そんなんじゃ楽しくないんじゃない?」
ってマツコさんからの質問に、
ソニン答えました。

「舞台に幸せが詰まってるんです。
2千人のお客様との3時間に」。

そんなこと言われるとこっちも幸せだわ。

文学座「牡丹灯籠」

■日時:2019年12月8日(日)13:30
■会場:ももちパレス
■原作:三遊亭円朝
■脚本:大西信行
■演出:鵜山 仁
■出演:早坂直家 石川武 大原康裕 沢田冬樹 相川春樹
越塚学 富沢亜古 つかもと景子 山崎美貴 髙柳絢子
大野香織 柴田美波

母親の市民劇場会員チケットを代りに観劇。

題名は有名ですよね。
色恋の怪談。
元ネタは落語なのですね。

前回の市民劇場、こまつ座「木の上の軍隊」があまりに
素晴らしかったので、今回はいたって普通。
お話もそんなに入り込む内容ではないし。

sasaはきっと役者さんを楽しむのが好きで、
今回はどなたも存じ上げない。

だたお客さん、「木の上の軍隊」以上に多かったです。
因果応報がテーマですから日本人に好まれますよね。
いつもは満車となっていても並んでいれば入れる駐車場に入れず、
開演まで待っても無理だったので慌てて有料駐車場探しに出ました。

悪いことをすれば必ず罰が当たる。
これは当然のこと。

何も悪いことしてない方に悲劇が起こるのは
どういうことでしょう。