柄本明一人芝居『風のセールスマン』

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今日は柄本明さんの一人芝居『風のセールスマン』を観てきました。

会場には年輩の男性やご夫婦連れも多く、ほとんど満席。
一人芝居ですから、観客の目的は柄本さん一人な訳で
ずーっと注目しているファンが多いってことですよね。

「風の飛ばされる紙くずのように、街から街を渡り歩く男。
売っているのは水虫防止付靴底シート。
ところで或る日、或る街で、男は突然決心する。
「流れるのをやめて住まおう」と。
住まうための男の悪戦苦闘が始まるが・・・・・・。」
とチラシにあるので、その後どうやってセールスしていくのか
おもしろおかしいお芝居なのかなあと思っていたら
全然違いました。

「住まう」ということ→「人の存在」みたいなものが
テーマだったように感じます。

期待通りの柄本さんの飄々とした演技に
のんびりと見入っていたら、
だんだんと何故「住まおう」とすることにしたかが明らかになってきて
あれあれ、実はそんなに軽い話じゃないぞ
と怖くなってきて、
物悲しくなり、
底が深〜くなり、
もっとちゃんと考えないときちんと理解するのは難しそうです。

一人芝居というものを観るのが初めてでした。
お芝居は役者さんが集中して演じるものを
観客が一言も聞き漏らさず、見逃さないようにする
真剣勝負な感じが好きなのですが、
役者さんが一人だとその臨場感がさらに高まりますね。
生の舞台ってやっぱりいいなあと思います。

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