やっと観ました。
話題のパルムドール受賞作品。
いやあすごかった。
ズシーン。
終演後、身体が重たくて…。
ネットでも書かれてたけど、
最初はモジョモジョ台詞がはっきりしなくて
何言ってるかわからない。
が、そんな中でも話に入り込む。
ケイトブランシェットが絶賛した
安藤サクラの泣きのシーン。
ここはもちろん、連れて来た女の子をぎゅーっと抱きしめるとこも
安藤サクラ、スゲ〜!
下着とかうつぶせで裸のシーンもあるんだけど、
ほどよく肉がついててすごくいい身体。
美人じゃないのに色っぽい。
子役の2人もすごいし、
端役まで、池松壮亮君とか、高良健吾とか、池脇千鶴ちゃん
緒方直人くんとか森口瑤子さんとか
贅沢な役者陣。
みんな是枝監督作品なら出たいって思ったんだろうね。
無駄話だけど、
緒方くんのお父さんの遺影は山崎勉さんではなく
緒形拳さんが良かったんじゃない?
お話は現代社会の問題がてんこ盛り。
問題満載の汚い家がワイワイよさげに見えて、
こぎれいなごく普通の家が虚しく見えてくる。
最後に安藤サクラが言う台詞がまた泣かせるんだよ。
「すごい楽しかったからさあ、こんなんじゃお釣りがくるくらいだよ」
幸せのカタチは人それぞれ。
周りがとやかく言うことではなく、
あくまでも本人のテリトリーなんだ。
で、ズドーンときているsasaとは違って
一緒に行ったお友達はピンとこなかった様子。
これも、響くかどうかは人それぞれってことだなあ
と思ったのであります。